私の母もプライドが高く.他人の評価を大変気にしていました.

宗教を生きがいとして.家族にも強要しているようなところもありました.

小さい時.子供は成長が早いですが.夏なのに着れる大きさの服がなく
冬のスカートを履いていたように記憶しています.


つまり.私など眼中にはなかったのです.

さくらさんから指摘される前に私もこのやり取りの中
気づいていました.


愛情のない生活を送った子供は.いつまでも母親の愛情を求めるものです.

障害を持つ姉と母との同居を決めたのも今にして思えばやっと母の信頼を得ることができるという気持ちがあったような気がします.

そのときはわからなかったのですが....今にして思えばそうであったと思います.

貴女がお母様を引き取りたいと書いていた事に不安を感じています.
私と同じ気持ちなのではないかと....

でもそれは間違いだと今の私は思っています.

実は３年前.母とは決別しています.

主人も私も身体を壊して.認知症気味の母と.施設の姉の世話ノ両立ができなくなってしまったからです.

兄弟にＳＯＳを出しても．縁を切る．母も姉もお前の家族だと怒鳴って帰っていくだけで．施設に月１回でも他の兄弟に助けてもらいたいといってもだめでした.

母は姉がかわいそうというより．もういいから自分の世話をしろといいます.

ちょうどその時．施設の姉は人間関係がうまくゆかず.毎日泣いてばかり....

保護者会の役員をせざるをえない状況でした.

母を無理やり姉のところに連れて行き．介護放棄を宣言しました.

母には．そうした行動をする事で．姉への協力を得るきっかけになればと
お願いしていました.

軽い認知症がある母にその事が理解できなかったか．兄弟に何か私の悪口を吹き込んだかその日を境に母とは決別した感じです.

数日後．金目のものだけ母と姉が取りに来ました.

二十数年間の母の介護が終わった瞬間でした.

後で甥が来て．母が言った言葉として．兄弟はたくさんいる．一人くらい切り捨てて困らないという事でした.

その後の母は．兄弟間をたらいまわし．．．．．．最近施設に入っているとの
知らせが近所の方から入りました.

母に会ったその人は．母が記憶が薄れている事．認知症がひどいのではないかといっていました.
その人に母は．施設に入ってからご飯がちゃんと食べられるから嬉しいといっていたそうです.

母の介護の結末がこれでした.
私は道具だったのです.
家族ではなかったのです.

従姉は．施設の姉も今に同じ事をするといいます.
気持ちを汲んだり．信頼したり感謝する人ではないという事を言っているのです.

家族とは何なんでしょう.

私にとって最大の課題です.