お返事遅れて申し訳ありません。
ino様、hirowo様の言葉に張り詰めていたものがすっと軽くなったような気がします。

今まで私の気持ちや不安を話せる相手が居なくて、一人で色々なことを溜め込んできていました。
幼い頃から親戚やご近所の方は妹が不憫だ、お母さんも大変だと同情はしても私には
「お母さんも大変だから、お姉ちゃんがしっかりしないとね」
と言ってました。そんなものなのだと思い、自分のことは後回しにするのが当たり前でした。
妹がぐずって駄々をこねれば、親に頼まれて、遊びに行く時も妹を連れて行きました。結果、友達は私を避けてしまいました。
子供の頃は友達と過ごせる時間は学校の中か、帰り道。友達同士で買い物やお祭り、縁日の約束は私は誘ってもらえませんでした。
学校の中や帰り道では楽しく、仲良しでも妹が加わった途端に避けられてしまうのです。
諦めるということに、慣れるように努力しました。
そして望みを諦めるということが簡単に出来るようになりました。
私の妹は障害児 私はお姉ちゃん だから我慢出来なくちゃいい子じゃない
一番古い私の記憶は３歳の時に親と別室で初めて寝かされて怖いと泣いた夜です。天井のシミがお化けに見えて、風の音が窓を叩いているように聞こえて… 一緒に寝たいと駄々をこねた時に怒った顔で母に
「お姉ちゃんでしょ！」
と怒鳴られたのです。当時、神経質で親以外の者が居ると寝なくなってしまった2歳の妹を寝かしつけるために私だけが別室にされたのです。
布団を頭からかぶって、両手で耳を塞いで、嗚咽を枕カバーを噛んで飲み込んで… 寝ようと頑張った怖い夜。
あの夜のことは脳裏に焼きついていて忘れることが出来ません。
私の記憶にある、最初の『諦め』でした。
自分のことを先に考えることはいけないことだと思っていたと思います。

でも、ここにお邪魔するようになって
きょうだいは親とは違う
自分の人生を幸せに生きて
無理をしないで
という言葉をかけていただけました。
ずっと、欲しかった言葉のような気がします。
誰かに私も頑張ってるんだと認めてもらいたかったんだと思います。

ありがとうございました。ここに来て良かった。
今夜も妹は徹夜になりそうですが、来週は帰省をやめてゆっくりしようと決めました。
来週は自分が休める。そう思っただけで妹の徹夜に付き合える気力が回復するんです。
自分にゆとりがあることが大事
こういうことなのですね。自分にゆとりが無ければ介護にもゆとりが無くなってしまうんですね。
これからは少しずつ、自分の時間を持つことに慣れていって心にゆとりを持てるようになっていこうと思います。