障害を持つ人の施設では．いろいろな親の考えに悩まされることがあります.
周りが見えていないとゆうか．自分だけが大変とゆうか．余裕がないのでしょうか

私は姉妹ですから意外と冷めた感覚で見てしまうことがあります.

びっくりするのは．健常な兄弟姉妹に当たり前のように自分たちの将来と障害を持つ兄弟の後見を言っている方がいることです.
結婚しないで私たちの世話をする良い子だと自慢げに言われたときには．大変複雑な気分になります.
本当は．それぞれの子供の人生にそこまでなぜ要求するのか．心の痛みはないのかと言いそうになります.

そうかと思えば．子供には苦労をかけさせたくないから．施設にはこさせないと言う親もいます.

毎月．親子で来る人もいます．でも．その方も親と兄弟の負担を感じて身体の不調を訴えています

兄弟でもさまざまです.
施設に来ること自体が苦痛だという人もいます.
兄のことが心配だと二週間に一度必ず訪れる人もいます.

私も愚痴を言いつつなんとなく心配で施設に多々通っています.
でも．とても負担感があるのです.
障害を持つ姉は．根底に姉妹が私の世話をするのが道理だと思っていると感じるからです．
そして．健常な姉妹の中にも温度差があるのです.
言いやすいものにどんどん言いますし．怖い人にはありがとうといいます
同じ兄弟でも相手によって態度が違うのです.

何が正しいとか．こうするべきなのだとか答えがないのです.

今．障害を持っている兄弟姉妹がいる私達の中に．具体的に下の世話までしている人はどれだけいるのでしょうか.
実際に世話してようやく自分がわかることもあると思います．

頭の中で考えて悩むこともありますが.実際関わって自分の許容範囲を見つめる作業も必要なのでは．．．．

私は何も考えないで．今まできた事を悔やんでしまいます
もう少し自分として．ここまでは文句を言わないでしようと許容範囲を決めていれば.こんなに無理はしなかったと思うし．要求もされなかったと思うからです.

これを読んで下さっている方は．周りの環境に押しつぶされないでください．そして．親ばかりに責任を押し付けないでください．同じ屋根の中．暮らしているとすれば．障害を持つ人を無視もしないでください.
それが現実の環境であるし.逃げては通れないと思うのです.

そこから始まって．自分としてどのように関わるか．関わらないのか考えてください.
障害者施設も兄弟姉妹がいても．音信不通みたいな人が多くいます．
でも．それもつらいなと思うことがあります.
バランスの取れた心穏やかな生活ができればいいなと思っています.