先日．障害を持つ家族の方複数でお昼ごはんを食べました.

そこで．私は姉妹の立場でいろいろ話しました.

もう一人の方も．兄弟で世話をされ．ほとんど私と同じような思いをして来られたようです.

同じ想いとは．兄弟が多くいても．皆逃げてしまい．都合のいいときだけ無責任によいことを言う.

看ているものが．追い詰められ人間不信に近くなるという事です.


介護につらさ半分．人によって傷つけられる辛さ半分.

わたしとおなじおもいをしている　.......そう思いました.


親もいます.

障害を持つ子とその兄弟が複数いる人.

意外と先のことは考えてない.もしかしたら.言えないのかもしれない...

気のいい子.弱い子が最後面倒看るのではないかとの漠然とした思い....



この場にいる人は.もう施設に入っているので余裕があります.

ですから.子供たちにもそんなに負担はないはずです.


姉を在宅で介護をしていたときのつらさ.追い込まれ方.それはケースバイケースで.他のどの方のお話を聞いても一つずつ異なり.それぞれに大変な物語があります.

気持ちを察するといっても.障害の度合いから.家庭環境から.経済的なものまでさまざまで.本当のところ自分の気持ちのすべてをわかってもらえることはありません.


追い詰められる気持ちを.察する事も本当は半分も判らないのではないのかと思ってみたりします.

つまりは.その立場にいるものでしか判断できないということです.


自分がどのように思ったとしても.人に批判されるべきものではないと.....
緊急避難もありえるのですから......


ただ.これからの兄弟姉妹は.その場にいた人と違って.家族の為に生涯を犠牲にするような人生は選べないだろうというのがほとんどの意見です.

施設入所すれば．契約更改など年二回後見するものは印を押さなければなりません.

後見人制度と別で．保証人としてです.私の例なので他のかたと違うかもしれませんが．．．．

私自身も．単なる保証人です．親と兄弟の二人が保証人となり．現実には動けるものが．契約をいたします.

これくらいなら．何とか看てくれるだろうと親は思っているようです.

最後までこだわり．親も障害を持つ兄弟までも．一人の子供に看てもらうなど．正直無理だという感じで話していました.

今まで．多くの兄弟が多くの犠牲のため苦しんできました.

親の介護さえできない世の中で．二重の介護をする事がはたして普通の事といえるのかと考えてしまいます.